芦原温泉 つるや③ 食事編

前回の続き

風呂が良かったのでご機嫌でお食事タイム

部屋食 or 個室の食事処のいずれかになるようです
僕は個室での食事処でした

こんな廊下を通って





食事処　完全個室です



こんな感じでスタート
見ての通りで1品づつ出てきます








お刺身
驚いたのがワサビ



こんな感じで自分でおろして使います



…え、これが本物のワサビ…
今までワイが食ってきたワサビは…何だったんだ…
単なるツーンとした刺激のある緑色の歯磨き粉か！？

このワサビは確かな刺激はあるものの、不愉快さは一切なく
えも言われぬ香りが春の木漏れ日のように鼻を吹き抜けていく…(大げさ）
ワサビ＋刺身
これだけでOK！醤油不要！だろと
感動したヽ(´ー`)ﾉ　ワサビうめえええ

ワサビと言えば昔からオタクの間ではある論争があります
それは…「わさびは醤油に混ぜない、何故ならワサビの香りが失われるから！」
by美味しんぼ

逆にそれに対する反論もあります
「好きに食えばいいだろ！」

by味いちもんめ

で、今回のワサビを食ったことで
僕が下す判定は……美味しいワサビは醤油に入れないほうがいい！
というか、そもそもその必要性がない
香りが繊細なので醤油に混ぜるとわさびの良さが失われる気がしました
まあ普段は回転寿司なんで高いワサビなんか食わないんですけどね…
安い（と言ったら失礼か）ワサビは味いちもんめの意見も全然ありだと思いました

イカ刺し



汁物
ほーん卵スープですか



フカヒレスープでした
なんか過去に食った事のあるファミレスの
フカヒレスープと全然違う(;´Д`)
フカヒレそのものがでかい
フカヒレって糸くず状のものじゃなかったの？
知らんかったわ(;´Д`)

海鮮グラタン



グラタンって海の物と合うんだなあ
貝柱や海老とグラタンヽ(´ー`)ﾉ

食べ終わって驚いたのが貝殻の下に塩



貝殻をそのまま皿に置くと食べる時に揺れるので
塩を下に置いて固定しています
工夫として金もかかるのにすげー
まさに高級旅館の飯ですわ

そうめん



仲居さんに「そうめんです」
って持ってこられて「？？？」と内心戸惑いを隠しつつも
笑顔でにっこり、ありがとうを言います
こんなもの食い馴れてますから、みたいな笑顔で

仲居さんが去ってから真顔になり
「おい、これどこがそうめんなんだよ」と箸でつつく自分
素麺を並べて上をゼラチン状のもので固めてあります
なんかすげえな、よくわからんわヽ(´ー`)ﾉ

焼き物




これは甘鯛（グジ）です
食通なので僕は知ってます
前ホテル八木で食いました
人生で2回目ですがヽ(´ー`)ﾉ

ウロコを付けたまま焼く調理法なので
バリバリとしたうろこの食感が楽しい焼き魚です

ソースは海苔をベースにしてるんでしょうか　謎




米　当然ですが旨い！



汁もの



デザート



技巧的なものが凄いな～という感想でした
ただ味は美味しい事は美味しいんですが…
福井県、というか越前海岸ですね
ロケーション的に、超海沿い、漁師がやってる食事処だらけ
刺身に関してはぶっちゃけ海沿いの
どうでも良いような店はいってもかなり旨いんですよ

例えば以前越前きた時に
ほんと適当に入った店でイカ刺定食頼んだら
シャッキシャキのイカ大量にでてきて
うんめーーーでしたし



そこで僕的には満足でしたが
海沿いに来たんで海産物目当て！とかだと
舟盛りに刺身山盛り的な豪快さはないのでご注意
貴族の料理を（食的）原始人の僕が批評するのもなんですが

朝食



昨日3時まで風呂入ってたから眠いんだよな…







右上の豆腐…ではなく湯葉が旨かった
ちなみにワサビは普通のワサビっぽくて
昨日の至高のワサビじゃなかったです




その後は女将さんに（わざわざ）お見送り頂いて出発
チェックアウトは11時なんでゆっくりできますね

さて感想ですが
お湯に関しては芦原温泉随一でしょうね
色んな湯入ったわけじゃないけど（笑）
むしろ芦原の他の宿に泊まった経験を持つ人が
つるやに泊まったほうが差が分かっていいかも

そして最後に「良かった、また来るで～」
と書きたいんですがここ普段は36000円ですからねえ(;´Д`)
頑張ってまた行ける身分になろうと思います　おしまい