芦原温泉 つるや② 温泉編

前回の続き

つるやを宿泊先に選んだ理由として
この宿が芦原温泉では唯一?もしくは数少ない
源泉掛け流しの温泉だからです







奥が露天風呂になります
内湯にまずは入ってみるか…



お、これは近隣の鷹巣荘の温泉と似てる!
って感想でしたね。違いはこちらはかなり塩味きつめ

あとやっぱり掛け流しだけあって
芦原にある他の循環風呂とはえらい差です(失礼ながら)

芦原温泉の湯はもととと匂いが凄かったりとか
お湯の色が白や茶色だったり等々の分かりやすい温泉ではありません
なのに循環や加水をしてしまうと
わかりにくい個性がすっとんでしまう感じでしょうか
例えていうと濃いコーヒーに多少水入れても飲めるけど
薄めの紅茶に加水してしまったりレモン入れたりすると
味が変わりすぎるだろ!みたいな感じでしょうか

ここの宿は加水、加温、消毒…一切なし
源泉は75度あるそうですが熱交換器で加水せずに
温度を下げています

「加水なし」

これ凄いですよね~
全国には源泉掛け流しと謳ってる温泉山ほどありますけど
普通に加水してるところだらけですからねえ
(水は消毒ではなく温度下げる為だから掛け流しの範疇に入るそうな)

でもでもねえ~?
個人的に加水ってかなりお湯を変質させてしまう要素だと思うんですけどねえ?
さきほどの例えだとコーヒーや紅茶の温度が下がるくらい
水入れたらどう考えても味薄まりますし

その辺興味ある方は湯の峰のあづまや旅館に行けば
加水なしで冷やした風呂と加水あり風呂が2つ並べてあるので
お試し頂けるかと

良かったのがこの寝湯



今回真夏な事もあって
ぶっちゃけ温泉はどうでも良かったんですよ
こんなくっそ暑い中、熱い湯につかりたくないし

ただこの寝湯がですねえいいんですよ
何が良いって隣の浴槽より圧倒的に温度が低い
恐らく湯船の底が浅いから冷めやすいんでしょうけど
永遠に入ってられる温度 素晴らしい

さらに良かったのがこの小さい風呂



温泉好きなら「浴槽は小さい方が良い」的な
ところがあります
掛け流しの場合小さい浴槽であればすぐお湯が入れ替わるので
鮮度が大浴場よりも上なわけですし
ここも大きめ浴槽より新鮮なせいか
今回入った中で唯一ここだけがほんのり硫黄の香がしてきました

ちなみにこの写真は男子風呂ですが女子風呂とは
深夜3時に入れ替えです
3時?と驚きましたが
深夜3時に行ったら本当に掃除して入れ替わってました
(凄い時間に働くんだなとこれが高級旅館?とびっくり)





夜も風情があります
入れ代わりで入った女性風呂よりは男子風呂の方が良かったかな~





芦原の他の宿も掛け流しにしてくれればいいんですが

続く










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