七釜温泉 安楽荘 カニ攻略 3 七釜温泉編

前回の続き

浜坂散策を終えて今夜の宿の七釜温泉に向かいます。車で15分くらいかな








今夜の宿の安楽荘
仲買人さんがやってる宿ヽ(´ー`)ノ



8室程度の小さい宿です


あまり温泉街といった風情ではないです



むしろ住宅街っぽい感じ


でも周辺はこんな感じで沢山宿があります



フロント


駐車場は目の前です





部屋
入った瞬間、ここは自分の部屋かよヽ(´ー`)ノというくつろぎ感
こたつがいい味だしてます


ネットの評価で建物がぼろいとか書かれてましたがきちんと掃除されており僕的には全く問題なしでしたね

建物内は色んな植物が。旧いけれどもちゃんと手入れされている感があります


こたつでくつろぎます
いや~これこれ、こういうのがいいんだよ的な



お風呂に行ってみます
七釜温泉って今まで名前すら知りませんでした。ぶっちゃけ有名でもないですしね

若干緑がかった色の温泉



入って思ったのは・・・あれ?このお湯悪くないぞ・・・いや・・・むしろいいだろ!?と


温泉で知名度高いところってお湯の色が赤だったり白だったり、匂いがしたり、肌触りがぬるっとしたりとか何らかの特徴があると思うんですよ。でも七釜温泉は上記のような特徴はないです。色が若干ついてる程度。

だから何が良いってのが言語化しにくいんですが入ってみると確かに良いと言える温泉です

とはいえここ源泉掛け流しだし源泉温度が46度なので加水・加温なしでそのまま入れるという温泉マニアならかなり評価しそうなところなんですよね。

簡単に言うと日本にある大多数の温泉のお湯は何らかの手が入っています

消毒だったり循環だったり

そういうのじゃないよってのが掛け流し

さらに掛け流しでも加温、加水等があったりして純粋の地面の中からでてきたわけじゃないお湯も多いです

七釜温泉はそういうの一切なし、ガチの温泉です

残る属性は足下湧出くらいですかね? 

こんな希少属性の温泉が関西にあったなんて・・ヽ(´ー`)ノ



風呂の中にカニと植物
ぼろいだけで放置されてる宿ならこんな演出ないでしょう


でもやっぱぼろくて、蛇口でお湯ひねっても全然でてこないんですよ(笑


2分って書いてますけどちっとも出てこないヽ(´ー`)ノ
頭と体洗ってもまだ出てこないので・・

こいつを使って温泉を頭からかぶって洗います
ケロリンです



で、そうこうしてるうちにやっとお湯がでるんですが・・・なんというかそこで感じるのがシャワーからでてくるお湯は気の抜けた炭酸水か!?というくらいケロリンでかぶる温泉の方は高品質

カニや海産物食えてこれだけの温泉あるのになんで七釜温泉は流行ってないの?と思いました(ちなみにこの日の宿泊者は僕1名だけ)

安楽荘は、いわゆる旅行サイトにある評価基準の
建物XX点
食事XX点
アメニティXX点
みたいな評価をするとたぶん高得点は絶対とれないタイプの宿です。でもそういう評価って意味あんの?と思いますね。

ただ、ぼろくても全然いいんですがトイレだけはウオッシュレットにして欲しいのでお願いします(;´Д`)

風呂から上がっていよいよ晩ご飯(カニ)
もしかしてこのブログを見て安楽荘にいく人がいたら1つだけアドバイス

道中の寄り道では何も食うな! 食い切れないくらいでてきます

こんな感じでスタート(もうカニ刺しは食ってしまいましたが)
部屋食なのがいいです

※写真に大小があるのは小さい方がスマホで撮影 大きい方はデジカメ撮影



カニ刺しと海老


このカニ刺しは衝撃を受けました
湯村温泉で食べたものより1段上です。さすがに漁港街。新鮮です。
海老もおいしいヽ(´ー`)ノ



さざえ


たこ





全て白タグ付きのカニです

かにすき用具材
・・・多すぎるだろこれ。というかこれ一人で食ったら他何も食べられないくらいの量があります


隣のリモコンみれば分かりますが鍋のサイズがそもそも1人用じゃなく家族サイズ



焼きガニのカニ味噌
足もあります。香ばしいです



カニすきの中にいれた蟹味噌



茹でガニのカニ味噌
カニ味噌x3ですよ 
カニ味噌だけ食っても満腹になるわ!



頑張って3匹分のカニ味噌食いました
しかしこの辺りからもう食い切れないという予感が・・・自分は旅行先の宿で食事が多すぎて残した事はありません



なのにまだカニすきの具材は山盛り、茹でガニも半分残ってるしご飯なんて手も付けてないのにすでに満腹(;´Д`)
これはやばい!

カニおじや
これは是非食いたかったので他を後回しにしてこいつに取りかかります



この中にぶちこんでるガラは先ほど食べたカニ味噌の残骸



米にカニエキスが浸透中




普通のおじやに見えますよね?投入されたカニが大量なのですっごいカニ臭がします



めっさ美味しいんですが・・・家族用の鍋でこんだけ残ってます。もう絶対無理。
というかこのおじやだけで腹一杯になるレベル



アドバイス2つ目
無理と分かったらさっさと諦めましょう。余ったカニはお持ち帰りにしてくれます
というかそれ前提の量ですよねここ?(;´Д`)
最初からカニ半分は持ち帰る、くらいの感覚でいいかと。おじやとか持ち帰れないものを優占して食べた方がいいです。お土産買わなくて済むので助かりますよ。あと2人で宿泊する時は片側は安いプランで良いかと・・・

大量に残した夕食が終わった時・・・もうカニを見るのも嫌になりました
嫌になりすぎてカニって実は旨くねえんじゃねえの?と思うくらいでしたが家について持ち帰ったカニを食うと・・・やっぱり旨いんですよね、これがまたヽ(´ー`)ノ ただ冷蔵してしまうと味が大きく落ちた気がします。持ち帰りは常温で食べきったほうがいいかも。

そんなこんなでカニ尽くしの1夜を堪能し朝食

おっ普通の朝食やんけヽ(´ー`)ノ


と油断してると左側に釜が・・・
※かまの右に置いてあるお櫃が1人前の白ご飯。大きさみれば分かりますが・・・やばい(;´Д`)



ひええええ(;´Д`)
もう見たくもないのに朝からカニが!しかも旨そう(;´Д`)
食べると卵のプチプチがおいしいれす(;´Д`)
でも・・これに加えて普通の白ご飯もお櫃いっぱいあるし



というわけで朝食のカニ飯も食べきれませんでした。
これねえ・・持ち帰って食ったらほんと旨かったですよ
出来たてはべちゃっとしてるかな?と思ったんですが時間おいた方が逆に旨いんじゃないでしょうか。帰りの道中はカニ看板みる度に「うっ・・・当分カニはいらん!」とか思いましたね

前回の湯村温泉がカニ姫様が優しく接待してくれるイメージだとすると安楽荘は、二刀流でカニ持った原始人にぶん殴られるようなイメージでした

冒頭の
「海辺の安宿だったらカニなんてやっすい値段で死ぬ程食える」

死ぬ程食えるのはマジでした
22000円~27000円(コースによる)なのでそれなりの値段はします。ですが城崎や湯村よりは量、質で上回ると思います。城崎の2万円くらいの宿と比べると圧倒的な差があるかも・・・。

ただしあっちは著名な温泉街なので泉質はともかく町歩きとか楽しいんでそこは目的で分かれますね。単純にカニを食いたいってならこの宿は非常にお勧めです。良い温泉もありますし

とりあえずこれだけ食わせてくれるなら宿ならカニシーズン外の海産物も食べたいヽ(´ー`)ノ ここはまた訪れる事になりそうです

さようなら七釜温泉


カニが嫌になりすぎて帰りに寄った喫茶店でモーニング


これや、こういうのでいいんや的な
カニはもう食いたくねえ(;´Д`)
とおもってました笑



おわり

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