964とエアコン 姫川温泉

ポルシェ911 964型はエアコンが付いています
で、うちの964は長くエアコンが壊れていました

僕はいつかブログで書いてやろうと思ってました
「エアコンなんてなくても車乗れるぞ! 真夏の40℃の中走らせてもいける、いける! ソースは俺! はい証明!」

エアコン故障は空冷だとわりとメジャーなトラブルですが
高額修理になる事も多いそうなので放置
この手の車は月に何度も乗ったりもしないので
真夏にのる事なんて1回2回くらいだろ? みたいな感じで放置してたのです
(その割に何度も真夏の中走り回った記憶がありますが)
一応実体験で言うと別に熱中症になるとかはないです。車が動いていれば普通に走れます。

そんなうちの964がですね、何故かエアコンが今は全開です
なぜか治ってるのです。
もちろんポルシェはエヴァンゲリオンみたいに自己修復しないので車検にだした際にフロッシュさんが治してくれたのでしょう。ありがてえ!

嬉しくなってこれは出かけるしかねえ!めっさ遠くまで行こう!
というわけで長野?新潟?にある姫川温泉(県境にある)というどマイナーなところに行ってきました
選択理由はとにかく遠方!かつ海と山両方走りたい!という動機

関西から新潟!? めちゃくちゃ遠い!
しかしエアコンがあるので余裕の筈!

我が家からしゅっぱーつ 

ガソリンスタンド
青い輪っかはアイスリングといって常温で凍る保冷剤
エアコン吹き出し口につけて置くと凍ります
これを首につけるとヒエヒエ~という代物




で、久しぶりにエアコンつけた状態で964乗ったら…
「貴族の乗り物やんけ!」
びびりました なんという事でしょう!
糞暑い棺桶が天上の乗り物に!
知ってるか? エアコンついてると車内で汗かかないんだぜ

コースは海沿いから山の中も走るフルコース
まずは越前海岸


 


 

 


 

うん、ずるい
越前海岸は適当な店入っても全部刺し身が旨い
ちなみに今回往路で行ったのは海の幸えちぜん
ここは海を見ながら食事ができます
3000円くらいだせば豪勢な舟盛りなんかも食べれます
ちなみに帰りも当然越前海岸で食事をしてます
お気に入りはここ

 


今回は一番奥にある 

 

「泉」というお店に行ってみる事に
呼び込みされてるので、すわっ観光客向けのぼったくりか!
とか疑念を抱きつつも食ってみたら…うめーヽ(´ー`)ノ

 




 

 


 

 ずるいよ、海辺の人は毎日こんなもん食ってるのか(;´Д`)

 そして小休止でおしゃれカフェのマーレに

 


 




 

はー将来は海辺でコーヒー飲む生活とかええなあと妄想したり

そっからは高速道路に
そういえばこのブログの旅行記久しぶりに書くんですが
旅行そのものはちょくちょく行ってたんですよね

ちなみに自分は車は空冷911以外持ってない!漢なので
親の車を借りてでかけたりしてたんですが…

川湯温泉行った時


なんというか…普段乗りなれないSUV乗ると
え?これが世間で一番人気なの?(セダンとかスポーツカーとかそういう区分で 今はSUV全盛期なので)
車高が高いから地面に吸い付くような安定感がないし何より「退屈すぎる」
マジで長時間乗ってると運転席で胡座をかきたくなる
ベンツのGクラスとかめちゃくちゃ人気だけどあれは楽しいんか!?
でもね良いところもあって全くスピードを出したいと思わない。
その欲求が全然起きない
スポーツカーみたいにアクセル踏めばガツンとくる加速もないし
ブレーキした時に心地よく地面に吸い付いてくれる一体感もないんで
自然と安全運転というか。つまんねー車だなと思いながらも普段のりならこっちなんでしょね

で、久しぶりに964乗ったら眼の前の5連メーターばーん
おおーーアナログだ! みたいな謎の感動
今どきメーターが5個もついてる乗り物なんてないですからね 

で、姫川温泉到着!



あ、車で姫川温泉行く人向け
この橋は渡らない方がいいぞ(;´Д`)


 狭いし奥にめちゃくちゃ段差があるから底擦りそうになるし
近くにもっとでかい橋があるので(;´Д`)

 奥に見えるのが姫川温泉


 もうどえらい山奥ですわ。
近くにはコンビニすらないので注意
あと観光地でもなくて「めちゃくちゃ寂れた温泉宿」なんで
周辺観光設備的なのも一切ないです


 ただ山道区間は以外と短くて高速道路降りて山道~姫川温泉は
そこまで距離もなくアクセスは容易 もっと山道走りたかった…

 
姫川温泉 朝日荘




何もかもがTHE昭和
11000円~と今どきお安い

 

 


 車駐めてる裏の階段登って露天風呂に行けます

 

 


最初に感想
うーむ微妙か?! 見た目通り閑散としている理由がわかる気がする
まず泉質は結構良い 僅かな硫黄匂に、僅かなぬめり
あー温泉きたーという気がする
でもこの近隣にはA級クラスの温泉地がひしめいているので
このお湯だけで客を呼ぶのはきつそう

そして僕が一番気になってのは飯!
うむ、正直あまり美味しくなかった

ほいよ、これ夕食ね


 なんだよ品数も多いし美味そうじゃん

 


うーむ まず刺し身
これがねえ、、
越前海岸のとれっとれの刺し身と比較しちゃうんですよ
ここ山奥だからなんというか鮮度的な意味で段違いというか
あとはおせち料理っぽい味付けが多くて心が踊らないというか
あと唐突にエビフライとかも統一性がないというか…
でもね、ここ長野県なんですよ
蕎麦が名物なんですよ!
そしてこの宿も蕎麦は旨いんすよ、あとコメも。


山奥で頑張って刺身だすよりなんつうか蕎麦もっと食わせろと思いましたね

ちなみに朝食
これはね、良かった
なんというか典型的な温泉宿の朝食という事で典型的、王道であるが故の無難さ


 部屋

 


部屋のエアコンの調子が悪いのか冷房の機器がいまいちでした
16℃設定(キチガイ)にしても冷えないぞ
おい964のエアコンの方が涼しいぞ!
…とはいいつつもここは避暑地である軽井沢を有する長野
そもそもそんなに暑くない土地柄なんですよね

 お風呂

 


 

 

 

僕が気に入ったのは露天風呂
周りが全部山なので半端ない開放感 


 

風呂に入りながら電車を眺められます
一両しかないぞ!

 



僕調査ではこの宿は鉄道オタが泊まりにくるそうですね
確かに上手くやればエモい写真とれそうだし

ここの風呂も良くてねえ


 

 

 

 

 



 冬とかきたら凄そうなんですよねえ

というわけで飯マズではあるものの存分に楽しめました
ただなあ近隣のライバルがなあ…このお湯が京都にあれば全然勝ち組なんですがねえ

 




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