前編はこちら
前回世界遺産を制した僕
目的を達成したので宿泊タイムです。
旅先でどこに宿泊するか?
大きな悩みどころかと思います
湯の峰温泉に限っては↓のMAP見ても分かるとおり
温泉街が非常に狭いです

つぼ湯目的の場合どこの宿を選んでも
ロケーション的な不都合はないかと思います
(湯の峰荘とかは温泉街からはちょっと離れてますが)
温泉街の端から端まであるいても
5分かからないんじゃないか?という感じ
あと各宿が持つ風呂も気になるでしょうが
まあ大抵の人はつぼ湯入るでしょうし
混んでれば公衆浴場でいいと思いますよ
源泉そのままだそうですし
つぼ湯のお湯=公衆浴場の薬湯
という程度には同じと感じました。
今回僕が泊まったのはあづまや荘というところ
ちなみにあづまやは2つあります
・民宿あづまや荘
・旅館あづまや
同系列なのでどちらかに宿泊するとどちらの風呂も利用可能です
旅館あづまやは貴族の泊まる宿です(ちょい高い)
貴族の宿 旅館あづまや

平民の僕は民宿あづまやに宿泊しました
平民の宿、あづまや荘

右側が宿泊する部屋になります
裏には見えてないけど川が流れてます

ん? 旅館あずまやに比べてあれだって??
はいはい言いたい事はわかりますよ?
ボロ○んですよね?
そりゃぱっと見はボ○イですよ?
というか外見だけじゃなく中もしっかりボロイです。
でもね良い事もあるんですって。
とりあえず安いし。
一人で泊まって2食付きで1万円程度というコスパ。
あと温泉宿だから当然温泉の話になるんですが
あづまや荘と旅館あづまやは別源泉のお湯になるそうです
あづまや荘
源泉名:金比羅湯
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
源泉温度 80.3度 ph値 7.1 自然湧出!!
旅館あづまや
源泉名:環湯(たまきゆ)
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
源泉温度 92.5度 ph値 7.6
湯の峰温泉は行った事がある人は
分かるかもしれませんが狭い地域に宿が密集してるんで
全部同じ源泉のお湯だろ?
と思うかもしれませんが非常に贅沢な事に
宿によって異なるようです
湯の峰荘
源泉名:瀧ノ湯、泉質:含硫黄-ナトリウム・炭酸水素塩
塩化物泉、泉温:91℃、PH7.0
民宿湯の谷荘 民宿やまね
源泉名:温水湯(ぬくみゆう)、源泉温度は88、5度
ネットで調べられる限り書いてみました。
で、ですよ?何故かですね
安いあづまや荘の金比羅湯の方が良い(濃い?)
という意見がちらほらあるんですよ
参考1 参考2
ただし旅館あづまやは露天風呂とかあるけど
あづまや荘は内風呂1しかないんですよねえ・・・
露天風呂さえあれば・・・無敵なのに!!惜しい!
玄関。靴とかしまってくれないので出しっぱ
そりゃ高級旅館ならしまってくれるでしょうが
ぶっちゃけそんなサービスいらんでしょ?
むしろ出入り自由なんで出しっぱなしの方が気楽ですね
それよりも靴で何人宿泊しているかが分かります
奥の赤い靴はここの従業員さんのなので
宿泊者人数は・・・2人(;´Д`)
しかも両方男一人客という

部屋の数は5部屋

廊下
つうかね廊下まで地階にある温泉の硫黄の匂いが漏れてましたね
温泉地なんでそれは大歓迎ですが
湯気がでてきてるので天井とかカビてます笑

あと壁が薄いので隣にカップルとか入ると
気まずい事になる可能性があります(笑)
今回は宿泊客が少なくそのあたりは気になりませんでした。
ご飯タイム
あづまや荘の宿泊費は2食付き9700円なので
正直期待してなかったんですがこれ結構いいですよ?





いや・・・結構どころか大満足できましたね。
天ぷらやメインの魚、鍋もあるしお腹一杯になります。
そこらの温泉宿で2万円払って一泊するより
あづまや荘で1万円×2連泊した方がええやんとまで思いましたね
駐車場。旅館あづやまと共同になります
屋根付き駐車場が5台分くらいあります(車好きにはこれ大事)

内風呂は男1女1ですがそもそも宿泊客少ないので
事実上の自分専用風呂と同じです。
独占出来るので1日に何回も入ってました
・・・とボロいだのなんだの言ってますが
有給が取れていたので時間がある事もあり
予定外の2泊してしまいました(;´Д`)
それくらい気に入りましたね。
ごろごろして風呂入る、小説読んで風呂入る
誰もいないので風呂の中で小説読む、またごろごろする
温泉街ぶらっと歩く
戻ってきてぶるぶる寒っちょなので風呂
駄目人間のお手本みたいな生活↓を堪能できました

そんなこんなで湯の峰温泉を満喫しました
泉質的には城崎や十津川より良かったという印象です。
わりと本気でまた来たいですね
1万円を切る宿に泊まったにも関わらず
満足度は非常に高かったです
帰宅編
さてさて帰路について考えます
京都まで帰るのですが往路は高速で来たので
復路は別ルートにします。
奈良の都市部あたりまで北上できれば
そこから先はどうとでも帰れるので
山間部をそこまでどう抜けるか。
十津川村はあまり雪が降らないそうなので
距離も短い為十津川村経由で帰る事にしました(地図の線は適当に引いてます)

さっそく964を駆って山の中へGO!
当然信号もない気持ち良い快走路です。
きんもてぃいいいいと
音楽をかけながらガンガン走っていきます
結果・・・音声ナビを聞き逃したのか
十津川村方面ではなくなぜが大台ヶ原方面に・・・
なぜか着いてしまった瀞峡(どろきょう)
V字型の渓谷が美しい景勝地です

「瀞ホテル」という名のカフェ(紛らわしい)がありました
週末のみの営業の為閉まってましたが・・・
正確には元ホテルだったのですが廃業されてカフェとしてやっているそうです

渓谷と緑が映える河面


元瀞ホテルの別館
これ凄くないですか? 崖に建物がへばり付いてます
建物裏に道路とかないんですよ? ガチの崖物件

見えずらいですがこの吊り橋で行き来していたようです

道を間違ったもののこの道路すっごい景色いいんですよね

こんな自然豊かな渓谷を信号なく
周りに車もいない状態でぐいぐい走れます

絶景のダム

渓谷にある村?


寒波といいつつ普通に天気も良いし
路面もドライで景色も綺麗。
ふは~最高だわヽ(´ー`)ノと喜んでいました
おっ雪が降り始めた

さっさと帰るべ・・・と急ぎます

ところがこの後道路状況が急変します
なーんか路肩に雪積もり始めるし・・・
道中のトンネル?が洞窟みたいだし

大丈夫なのかこれ!?と不安に

天井見ると氷柱が・・・

落ちてきたら怖い・・・

最終的には雪が増えてきてこれ以上進むのは危険と判断
引き返して当初の予定どおり十津川方面に向かいます

経路はGoogleMAPさんによると
国道425号線で十津川方面にいける模様
そう・・・この時まだ国道425号線について・・・
なにも知らなかったのです・・・
見た感じ道幅は狭いですが雪もなく普通に見えます

魔の425号線の看板

少し走るだけで天候が悪化し
先ほどの道が仙人でも住んでるような場所に急変
え?この山超えさせられるの??

仕方ないからがんがん登っていきます

道ばたにも雪どころか氷柱まで・・・

いやいやこれ無理だろ・・・雪も酷くなってきたし・・・
無理すぎる急勾配や細い道の為引き返します

また引き返すのかよ(;´Д`)
ちなみに国道425号線についてはこちらとかこちら
いやこれほんと諦めて良かったですよ
突っ込んでたら転落死かガス欠だったかも・・・
おかしいと思ったんですよね
この道が最短なのにYahoo!ナビだと全然このルートでないし
恐らく避けてくれてたんでしょう
GoogleMAPは狭い道とか連れていかれるのでやばいです
国道425をちょっと戻るとまたこれですよ。
一気に天気がよくなります。

どうも冬の奈良方面は少しでも山に向かうと
たった10分で気候も道路も激変しますね
もうへとへとになって戻ってきて
今度こそはとたどり着いた十津川村、庵の湯

風呂なんて散々入ったんでまっすぐ帰るつもりだったんですが
あまりの疲れにまた入浴ヽ(´ー`)ノ
周りみても雪もありません
快適に十津川村を抜けていきます
ん・・・なんか雪が降ってきたぞと またかよ(;´Д`)

とは言いつつも路面には積もっていません。単なるウェットコンディション

ふう、やれやれこっち方面は正解だったなと

雪景色を眺めながらドライブ
いい眺めです

とか言ってると突然雪が真横?に降りだすという・・
ここから急激に天候悪化

酷い目にあったとなんとか道の駅に到着
こんな天候でも営業してるようです

今夕方なんですが今日客1人も来てないだろと

仕方がないので本日の一人目の客に

駐車場 積雪が始まってシャーベット状になってきましたので焦って出発

戻るに戻れず
もう怖くて速度を全く上げられません
時速10kmとかで走行

最終的にはこんな感じに(路肩)

十津川村はライブカメラが設置してあって
天候や積雪が通年で見れます。
もちろん今回も積雪確認の為に事前に見ていたので
安心していました。
十津川村は積雪0だったんですが
奈良方面~十津川区間がやばいですね・・・
こんな感じでギリギリ積もる前に
なんとか奈良方面に抜けられて無事帰宅
いや~冬の奈良は怖いなと・・・いい教訓になりました。おしまい。

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