964 アンダーカバーを外してみた

アンダーカバーを外してみました。
自分では出来なかったので日之出モータース大阪さんにて。
アンダーカバーを外すには、10本くらいのネジがあって
ジャッキアップしないときつそうなので
こりゃ無理だという事で日之出さんに。

・後部座席に積み込まれたアンダーカバー
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ご存じのとおり964の車体底面には
アンダーカバーが付いています。
これは防音目的で付けられており(いわゆる規制クリア)
あってもなくてもどっちでも良いそうな。
なんとなくですが付いてると空力面で有利そうな気はしますけど。

で、このアンダーカバーですが
「付けたまま派」と「外す派」に分かれます。
好みの範疇で好きにすれば良いと思いますが
僕のお薦めは
「オイル漏れしているのであれば外した方が良い」
これが僕のファイナルアンサーです。

アンダーカバーは単純なプラスティックではなく
ファイバー素材だそうです
(エンジンの真下で超高熱になりますしね
普通のプラスティックなら溶けますし)
で、このカバーですがオイル漏れしていると
カバーにオイルがどんどん浸透していきます。
オイルまみれの板・・・

で、このオイルでびちょびちょになった板ですが
冷えてる時は単なる板なんですが
走行を初めてエンジンが熱を持ち出すと
染みこんでいるオイルがじわ~と出てきます。
じわ~っていうとそれ程の量じゃないと思われそうですが
結構な量が垂れてきます。
つまり本来のエンジンからのオイル漏れに加えて
カバーの中にため込まれたオイルも出てくるという
ダブルオイル漏れ状態になります。
ちなみにパネルでろ過されたオイルなのか
透明で綺麗なオイルが垂れてきます。

OHしてエンジンのオイル漏れを完璧に止めても
カバーを綺麗に脱脂してから取り付けないと
ボタボタにオイルが落ちてきます。(実体験)

で、この脱脂ですが結構大変です。
なんせ先に述べたとおりオイル漬けの板なわけです。
洗剤で綺麗にしても熱を加えて指で押すとオイルが出てくる(笑)
補修でパテを使う前の脱脂とかが面倒なんですよね。

あと20以上年前のプラスティック?
ファイバー?素材なだけあって結構割れてきます。
ネジ周辺(力がかかるところ)が多く
対策としてはアンダーカバーを新品交換するか
パテ等で補修するか。
その辺が面倒なんで僕はもう外してしまいました。

ちなみにアンダーカバーは外した後
後部座席に積めますので整備工場で外して貰って
持ち帰り可能です。
まあ日之出さんには他の人が置いていった?のか
外したアンダーパネルが10枚くらい転がってましたが(笑)

・こんな感じでパネルが載ります
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